コロナウィルスの感染の危機において、米国人は、どのようなことに、支出しているのだろう?(7)'20.05.21
【コロナウィルスの感染の危機において、米国人は、どのようなことに、支出しているのだろう?(7)】'20.05.21
コロナウィルスの感染が広がっている状況において、米国人は、どのようなことに、支出しているのだろう? 2020年4月11日
By Lauren LeatherbとDavid Gelle、NY Times
米国の大人は、2020年1月21日から、2020年3月19日まで、どのようなことに、支出しているのだろうか?
(続き)
「乗り物への支出」は、全体的に、減少している。
グラフ8)2019年の4月1日までの1週間における、「乗り物への支出」と比べ、2020年の4月1日までの1週間における、「乗り物への支出」は、減少している。
「乗り物の分野」 増加率
スクータへの支出 -99%
タクシーへの支出 -98%
バスや電車への支出 -97%
駐車場への支出 -92%
ライドシェアへの支出 -86%
有料道路への支出 -60%
コンビニやガソリンへの支出 -55%
車への支出 -30%
車の部品への支出 -29%
多くの人にとって、在宅勤務は、通勤が減少することを意味している。
その結果、タクシー、UberやLyftなどの配車サービス会社、公共交通機関、駐車場サービスは、すべて、売上が急激に減少した。
活況を呈していた、LimeやBirdのような、スクーターのレンタル会社は、致命的な打撃を受ける可能性がある。
車そのものへの支出や、車の部品への支出も減少している。
健康(特に、フィットネスと美容)への支出も、減少している。
グラフ9)2019年の4月1日までの1週間における、「健康への支出」と比べ、2020年の4月1日までの1週間における、「健康への支出」は、減少している。
「健康の分野」 増加率
フィットネスへの支出 -73%
美容への支出 -53%
パーソナルケアへの支出 -40%
ヘルスケアへの支出 -22%
薬局への支出 -22%
医薬品への支出 -20%
ラボテストへの支出 -18%
健康保険への支出 -14%
最近、ジムに行く人や、美容室に行く人は、ほとんどいないので、フィットネスや美容への支出は、減少している。
コロナウイルスへの感染のテストや対応以外の、医療業界全体で支出は大幅に減少している。
これは、コロナウイルスへの感染を恐れて、治療をキャンセルする人が増えていることにより、コロナウイルスに関係していない、医療機関が、収入の低下に直面しているためである。