【筆者らが、Microsoftの、次の主力製品である、2-in-1ラップトップ、「Surface Pro 8」について、知っていること。】'21.02.21
Microsoftは、通常、毎年10月に、Surfaceハードウェアを更新しているが、2021年は、状況が大きく異なっていた。2021年2月19日
By Arif Bacchus、Digital Trends
2021年から、Microsoftは、教育、ビジネス、および、企業ユーザ向に、2019年の「Surface Pro 7」ラップトップの更新版である、「Surface Pro 7+」を発表した。
「Surface Pro 7+」ラップトップは、LTEをサポートし、リムーバブルSSDや、Intelの最新の第11世代プロセッサを、搭載している。
正式には、発表されていないが、「Surface Pro 7+」ラップトップの次は、「Surface Pro 8」ラップトップになるようだ。
Microsoftは、コロナウィルスの感染拡大のため、プレスイベントを、オールオンライン形式に移行している。
代わりに、オンライン、ライブストリーミング・ビデオ、あるいは、事前にビデオ録画されたイベントや、ブログの投稿がある。
以前は、「Surface Pro 8」ラップトップのリリースが、噂されていたが、Microsoftは、その代わりに、「Surface Pro 7+」ラップトップをリリースすることになった。
「Surface Pro 7+」ラップトップの価格は、公式には分からないが、900ドル前後から始まることが、想定される。
恐らく、オプションの、Surface Pen(推定価格99ドル)とタイプカバー・キーボード(推定価格129ドル)に、追加料金がかかるだろう。
より安価な、Microsoft製のタブレットを購入したい場合は、「Surface Go 2」または「Surface Laptop Go」の方が適しているだろう。
Microsoft Surface製品ラインの、タッチ・ディスプレイには、厚いベゼルがあり、特徴的なマグネシウム仕上げで包まれており、背面には、キックスタンドが付いている。
Microsoftは、既に、「Surface Pro X」でデザインを改善するためのテンプレートを持っているが、まだ、「Surface Pro 8」に移行するようには見えない。
Microsoftは、リムーバブルSSDと、新しいLTEアンテナの追加を除いて、「Surface Pro 7+」の設計を変更しなかったため、「Surface Pro 8」でも同じことが期待される。
Intelの「Tiger Lake」プロセッサ、または、「Alder Lake」プロセッサが、搭載されることが、期待される。
Microsoftは、SurfacePro 7で、Intelの最新かつ最高の「Ice Lake」プロセッサで、「Surface Pro」のラインナップを更新した。
「Surface Pro 8」には、Intelの最新の第11世代「Tiger Lake」プロセッサが搭載されることが、期待されている。
これらは、2020年1月に、CESで発表され、その後、「Surface Pro 7+」に搭載された。
Intelの次の第12世代「Alder Lake」プロセッサが、2021年後半に噂されており、Microsoftが、「Surface Pro 8」で、これらのプロセッサを採用することも、理にかなっている。
「Tiger Lake」プロセッサは、グラフィックスの性能を2倍にすることが、確認されている。
また、「Alder Lake」プロセッサには、大幅な性能の向上が伴う可能性があるという、噂もある。
2020年に、「Surface Pro 7」には、公式に、USB-Cを含む、大きな変更が、もたらされた。
その後、「Surface Pro 8」は、「Thunderbolt」技術にジャンプアップするのだろうか?
「Thunderbolt 4」は、Intelの「Tiger Lake」プラットフォームでリリースされ、デスクトップPCの代替として機能する、Surface Proの機能を拡張する。
残念ながら、現時点ではそうは思われない。
Microsoftは、Surface Book 3などの、より強力な、ラップトップでの「Thunderbolt」の使用を延期したが、これについて、具体的な声明を、特に発表していない。
最新版のUSBは、「Thunderbolt」から着想を得ており、単一のUSB-Cポートを介したデータ転送、表示、および、電力供給を可能にする。
「Thunderbolt 4」ほど強力ではないが、正しい方向への一歩だろう。
タイプカバー・キーボードとSurface Pen
次に、タイプカバー・キーボードは、新しい色で提供され、独自のpogoコネクタで、Surface Proに接続されるようだ。
これは、「Surface Pro」ラインの、要素の1つになるようだ。
「Surface Pro X」は、「Surface Slim Pen」をミックスに導入した。
「Surface Slim Pen」は、非常に軽くて細い、スタイラス・ペンであるが、非常に小さいため、「Surface Pro X」の再設計された、タイプ・カバーのスロットに、実際に収まる。
「Surface Slim Pen」は、元の「Surface Pen」ほど快適ではないかもしれないが、パッケージ全体に、スタイラス・ペンを直感的に、格納する方法を提供する。
「Surface Pro 8」が、「Surface Pro X」からどれだけのインスピレーションを得ているか、または、Microsoftが、「Surface Pro 8」専用の新しい設計変更を行っているかどうかを、確認する必要があるだろう。
「Microsoft Surface Pro 8の紹介」ビデオ


