Chromebook対タブレット:どちらが、適しているのだろう?(5)'21.02.27
【Chromebook対タブレット:どちらが、適しているのだろう?(5)】'21.02.27
Chromebookとタブレットの、どちらが、ユーザに、適しているのだろう? 2020年2月5日
新たなラップトップ、Chromebookとタブレットのどちらが、ユーザに、適しているのだろう?
ユーザは、インターネットをブラウズするための、新たなパーソナル・デバイスが、必要になるが、新しいWindowsベースのラップトップに、あまり支出したくないだろう。
選択肢には、Chromebookとタブレットが、あるが、どちらの方が、自分のやりたいことに、適しているのだろう?
購入するデバイスを決めるために、Chromebookと、Androidベースのタブレットの仕様や特徴を確認しよう。
(続き)
モデルにもよるが、一般的に、タブレットは、Chromebookよりも、バッテリーの寿命が長い。
7)性能
エントリー・レベルの、タブレットやChromebookで、高い処理性能を要求する、対話型の3Dゲームをプレイしたり、画像を編集したりするのは、負荷が高過ぎて、あまり期待できない。
ただし、Intel Core i3クラス以上のプロセッサを搭載していれば、アプリの起動時間が短縮され、アプリがスムーズに実行され、マルチタスクが改善され、複数の作業を、効率的に、処理できるようになるだろう。
これに対し、Webブラウジング、メール、Webサービス、クラウド・ベースのアプリ、あるいは、オフラインで利用できる、あまり負荷のかからない、生産性アプリなどを利用する、ユーザには、エントリー・レベル(基本価格が、300ドル未満)の、Chromebookや、キーボード付きのタブレットで、十分だろう。
エントリー・レベルの、Chromebookが、高性能だが、高価な、プロセッサを必要としない理由は、Chromeオペレーティング・システム(OS)が軽量で、プロセッサに、あまり負荷が、かからないことと、Webブラウザ、メーラー、Webサービス、クラウド・ベースのアプリといった、プロセッサに負荷がかからない、アプリを、ストレスなく、利用できるようにすることに焦点を合わせて、設計されているからである。
このため、Chromebookのメーカは、Windowsベースのラップトップと比べて、性能を犠牲にすることなく、デバイスのハードウェアのコストを、大幅に低減させることができる。
また、キーボードとマウスパッドが、標準で付いており、タッチスクリーンでなくても、利用できるので、より低コストな、Chromebookを提供することも可能になる。
「Chromebook:Googleが目指した、使いやすさ」紹介ビデオ
Chromeベースの、300ドル未満のChromebookで、あまりプロセシング・パワーを必要としない、軽量OSと、Webブラウザ、メーラー、Webサービス、クラウド・ベースのアプリ、生産性アプリなどを、快適に、利用できることは、Windowsベースの、500ドル以上のラップトップと比較した時の、Chromebookの優位点である。
ちなみに、現在、販売されている、Chromebookの、最低価格は、159ドルである。
タブレットには、Fire OS(Ansroidの派生OS)ベースのAmazon Fire 7のような、50ドルで販売されている、製品もあれば、iOSベースのAppleのiPad Proのような、800ドルで販売されている、製品もある。
これに対し、Androidベースのタブレットは、200ドル未満の製品もあれば、500ドル以上の製品もある。
500ドル未満の、Chromebookと、Adroidベースのタブレットの間に、明確な勝者はない。
8)どちらが、より適切かは、デバイスで、何をしたいかによって異なる。
在宅学習やリモート学習、テキスト編集、ワープロ、メール、テキスト・チャット、ブログ、SNSといった、テキストを扱う作業主体のユーザで、手頃な価格の、パーソナル・デバイスが必要な場合は、キーボード入力主体の、200ドルから300ドルの、エントリー・レベルの「Chromebook」の購入を検討しよう。
これに対し、ゲームをしたり、写真を見たり、ストリーミング・ビデオを視聴したり、電子書籍を読んだり、音楽を聴いたりするだけの場合は、エントリー・レベルの「タブレット」(例えば、200ドルのAmazonのFire HD 10)の方が適しているだろう。