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2023年4月14日 (金)

「Auto-GPT」とは何だろう?(1)'23.04.14

【「Auto-GPT」とは何だろう?(1)】'23.04.14

 自律型AIエージェントが、インターネットを引き継ごうとしている。2023年4月12日

 By Luke Larsen,digitaltrends

 言語モデル、GPT-3に基づいた、生成系AI技術を使用した、チャットボット、ChatGPTは、ユーザと、テキストで、自然言語を使用して、人間のように、ユーザと、会話して、さまざまな情報を提供してくれる。

 ChatGPTは、ユーザの質問に答えたり、ユーザの依頼に応答して、コンテンツを作成したり、要約したり、校正したり、することができ、現在、世界の8言語(日本語、英語、韓国語、中国(繁体・簡体)、タイ語、インドネシア語、ベトナム語)をサポートしている。

 チャットボット、ChatGPTは、非常にシンプルな、会話型AIツールであり、テキストによる、自然言語での会話を通して、人間のように、ユーザの質問に答えたり、ユーザの依頼に応答したり、してくれるので、現在、世界で、話題になっている。

 ChatGPTは、公開Webサイト、公開文献やレポートなどから、さまざまな情報を収集し、学習し、記憶しており、ユーザの質問に答えたり、ユーザの依頼に基づいて、文章を作成したり、要約したり、校正したり、してくれる。

 ただし、学習している情報は、現在、ChatGPTは、アクセスできるデータが、2021年9月以前のデータに、限られているため、常に正確な結果を提供することはできない。

 しかし、生成系AI技術を使用した、チャットボット、「ChatGPT」は、プロンプトを思いつく、人の能力にも、大きく依存している。

 そこで、Significant Gravitasという、開発者は、指定された、目標に基づいて、自分で、プロンプトを作成し、Webを検索し、目的に合った、レポートを作成するような作業を、完全に自力で行うことができる、自問自答型の、「AIエージェント」という概念を生んだ。

 例えば、ユーザが、「復活祭の、家族向けの、料理のレシピを考えて」と依頼すると、「AIエージェント」は、自分で、プロンプトを作成し、Webを検索して、レシピを作成する作業を、完全に自力で行うことができるようになる。

 我々は、この「AIエージェント」の概念を実装した、AIアプリを、「Auto-GPT」と呼んでいる。

1.「Auto-GPT」とは、何だろう?

 「Auto-GPT」は、「自己プロンプト」でき、自律的に行動できるようにした、OpenAIの、新しい大規模言語モデル、「GPT-4」に基づいた、新しい、生成系AIアプリである。

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 「Auto-GPT」は、Significant Gravitas氏という、開発者によって、2023年3月30日に、「GitHub」に投稿された、オープンソースのインタープリタ型の高水準の汎用プログラミング言語、「Python」で作成された、生成系AIアプリである。

  「Auto-GPT」は、OpenAIの大規模言語モデル、「GPT-4」に基づいた、生成系AI技術を使用して作成され、ユーザが、すべてのアクションを要求することなく、「自己プロンプト」でき、「自律的に」行動できるようになっている。

 「Auto-GPT」に、全体的な目標を設定すると、「Auto-GPT」は、その目標を達成するために、段階的に行動を起こすことができる。

 「Auto-GPT」は、「自己プロンプト」でき、自律的に行動できるようにした、新しい、生成系AIアプリである。

 このような、自問自答できる、「Auto-GPT」という、生成系AIアプリが、「AIエージェント」の簡単な例として、「GitHub」で紹介されていた。

    (続く)

 <コメント>

 「Auto-GPT」のような、自律型の生成系AIアプリは、質問を掘り下げることもできれば、一般ユーザにとって、便利かもしれないが、利用するには、敷居が高そうです。

 ただし、自問自答するような、生成系AIアプリが出現すると、人間の思考力が低下する可能性があります。

 

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