Amazon Echo Loopスマート・リング(1)'21.01.10
【Amazon Echo Loopスマート・リング(1)】'21.01.10
Amazonの、新たなスマート・リング、Echo Loopに関して、知っていることを紹介する。2019年10月8日
Amazonの、新たなスマート・リング、Echo Loopは、プライバシーが強化され、スマートフォンと接続することにより、Alexaデジタル・アシスタントと会話できるようになり、通話したり、他のスマート・ホーム・デバイスなどを操作したり、できるようになる。
Amazonは、先月、5種類のEcho dotスマート・スピーカ、Echo Loopスマート・リング、スマート・ホーム・デバイスのセキュリティ、新たなAlexaスキル、および、Echo Frameと呼ばれる、スマート・グラスを発表した。
しかし、一般のユーザは、新たなEcho Loopスマート・リング(130ドル)を、どのようなことに利用できるのか、疑問に思うかも知れない。
Echo Loopスマート・リングは、小さな本体に、Alexaデジタル・アシスタントのプラットフォームを組み込んでおり、ユーザは、スマートフォンなどに接続することで、Amazon Alexaと会話できるようになる。
小さなデバイスで、Alexaをサポートしている、他の製品には、スマート・イヤフォンの「Echo Buds」(130ドル)があり、ユーザは、このデバイスを、スマートフォンなどに接続することで、Amazon Alexaと会話することができる。
しかし、Echo Budsスマート・イヤフォンは、Echo Loopスマート・リングのように、1日中、身に着ける訳ではない。
Alexaデジタル・アシスタントをサポートした、Echo Loopスマート・リングを、自分の指にはめ、スマートフォンなどに接続することで、ユーザは、Echo Loopを通して、Alexaデジタル・アシスタントと会話できるようになり、予定を設定したり、確認したり、他のスマート・ホーム・デバイスを操作したり、Alexaに質問したり、あるいは、通話したり、できるようになる。
Echo Loopは、最初の、Alexa対応のスマート・リングである。
ユーザは、Echo Loopで、Alexaを起動する場合、音声で「Alexa」と呼び出すのではなく、「アクション」ボタンを押すことで、Alexaを起動することができる。
このEcho Loopスマート・リングには、2つのマイクと、極めて小さなスピーカが搭載されており、これを通して、ユーザは、Alexaと会話できるようになる。
このスマート・リングは、ユーザに、何かを通知するために、本体を振動させるための、振動触覚エンジンを持っている。
このスマート・リングには、スクリーンはないが、Bluetoothで接続した、スマートフォンで、Alexaアプリを使用して、Alexaデジタル・アシスタントと会話し、スマートフォンのスクリーンに、通知などを表示することが可能になる。
Echo Loopスマート・リングは、スマートフォンのAlexaアプリに、Bluetoothで接続し、既存のデータ・プランを使用することができるようにする。
Echo Loopは、Androidベースのスマートフォンと、AppleのiOSベースのiPhone(599ドル)の両方と互換性があり、ユーザは、「アクション」ボタンを押すことで、スマートフォンに搭載された、Alexaだけでなく、Google Assistant、あるいは、AppleのSiriと、会話することもできるようになる。
2.Echo Loopは、誰のための、スマート・リングだろう?
現在、このスマート・リングが、どのような人を対象にしているか、どのように使用するかは、あまり明確になっていない。
Amazonは、「DayOne Edition」のデバイスをベータ版として、出荷できるようにする、新しいイニシアティブであり、初期のユーザと共に、「DayOne Edition」のデバイスをテストできるようにしている。
Amazonは、このイニシアティブを利用して、このEcho Loopスマート・リングや、Echo Framesスマート・グラスを、ユーザが、どのように使用するかを、初期のユーザの協力を得て、調査するようだ。
Amazonによると、この「DayOne Edition」ガジェットは、ハードウェアとソフトウェアのベータ版ではなく、完全に開発された製品だという。
しかし、Echoデバイスの製品ラインの中で、スマート・スピーカや、スマート・ディスプレイは、人気があるが、これらのスマート・グラスやスマート・リングは、使い道が、よく分からないので、スマート・スピーカの製品ラインほど、一般的なユーザに、アピールすることはできていない。
このため、Amazonは、初期のユーザが、これらの製品を、どのように利用するかを、ユーザの協力を得て、調査するようだ。
Amazonは、初期のユーザから、製品の使い心地や、問題点などの、フィードバックを得たいと思っており、これにより、革新を続けることができるようになる。
(続く)
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