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2020年9月14日 (月)

Nvidiaは、チップ・デザイナーである、ARMを買収する予定である。'20.09.14

【Nvidiaは、チップ・デザイナーである、ARMを買収する予定である。】'20.09.14

 Nvidiaは、チップ・デザイナーである、ARMを、400億ドルで買収することを計画している。2020年9月13日

Arm2

 By Trevor Mogg

 Nvidiaは、現在のオーナーである、SoftBankから、チップ・デザイナーである、ARMを、現金と株で、約400億ドル相当で買収すると発表した。

 ARMは、プロセッサ・チップのアーキテクチャの設計や、開発ツールといった、知的所有権(IP)をライセンスして、半導体メーカに販売する、チップ・デザイナーである。

 カリフォルニアを拠点にしている、Nvidiaによると、ARMを買収することで、IntelやAMDといった、ライバルの半導体メーカに、対抗できるようにするという。

 Nvidiaは、ARMを買収して、スマートフォンなどの、モバイル・デバイスや、サーバなどのコンピュータなどの、メーカを対象にした、トレーニング施設を開設することを計画している。

 このトレーニング施設は、最新のARMプロセッサを搭載した、スーパー・コンピュータや、その上で動作する、AIを作成することが含まれる。

 ARMプロセッサを採用した、デバイスや、その上で動く、AIなどの技術を孵化させる、世界クラスの研究者を、惹きつけることを狙った、スタートアップを設立する。

 Nvidiaは、チップ・デザイナーである、ARMの拠点であり、世界の6000名の従業員の内の、約半分が働いている、英国で、これらの計画を実施する予定であることを発表した。

 この契約の条件によると、米国のチップ・メーカは、日本のSoftBankに、現金で、120億ドル、株で、215億ドル分を支払うようだ。

 2016年に、ARMを、320億ドルで買収した、SoftBankは、Nvidiaに、ARMを売却する、今回の契約で、現金、あるいは、株で、約50億ドルを受け取るようだ。

 Nvidiaは、ARMの従業員に、株で、15億ドル分を提供する予定である。

 Nvidiaは、米国の規制や、独占禁止法の、レビューの対象である、この契約は、AIコンピューティング市場における、野望を実現させるのを支援する上で、重要な役割を演じるだろう。

 NvidiaとARMは、AIコンピューティング分野、モバイル・デバイス分野、「モノのインターネット(IoT)」分野に、低消費電力で、コンパクトな、RISCプロセッサ・チップを提供できるようにする。

 NvidiaのCEO、Jensen Huang氏によると、どの分野においても、AI技術は、最も重要な技術であり、コンピューティングの新たな波を立ち上げるという。

 今後、数年間に、AIを実行する、数兆台にもなる、さまざまなコンピューティング・デバイスタは、新たな「モノのインターネット(IoT)」を構成する。

 IoTにおける、コンピュータは、車載システム、交通管制システム、ビル管理システム、さらに、スマートホーム・デバイスまで、さまざまなデバイスに、組み込まれ、インターネットで、相互に接続され、相互運用する。

 今後、数年間で、AIを実行する、「モノのインターネット(IoT)」対応デバイスの数は、AIを実行する、「ヒトのインターネット」対応デバイスの数よりも、数千倍多い。

 ARMとNvidiaの組み合わせは、AI時代において、さまざまなデバイスに、AIを搭載する、開発ベンダを支援することに、取り組んでいく。

 ARMのCPUのエコシステムを持つ、AIコンピューティング能力は、クラウド、スマートフォン、PC、自動運転車、および、ロボットから、IoTまで、AIコンピューティングを、世界の、至る所に、展開させることができるようにする。

 ARMのCIO、Simon Segars氏は、「ARMとNvidiaは、どこにでもあり、エネルギー効率の高い、コンピューティングが、気候の変化から、医療まで、農業から、教育まで、世界の、殆どの問題に対応するのを、支援する意向である。」と述べた。

 ロンドンの、約40マイル北にある、Cambridgeに拠点を置く、ARMは、1990年に設立され、プロセッサのアーキテクチャを設計し、半導体チップ・メーカに、ライセンスしたり、設計に基づき、プロセッサ・チップを作成するための、ソフトウェア・ツールを開発し、提供したりしている。

 ARMは、同社の技術を、半導体チップのメーカに、ライセンスしている。

 現在、世界の半導体チップのメーカが、製造している、ARMアーキテクチャのプロセッサを搭載したデバイスには、スマートフォン、タブレット、車載システム、および、データセンターのサーバなどがある。

 プロセッサの設計を、ライセンスした後に、ARMの顧客である、半導体チップのメーカは、自分たちのニーズに合わせて、カスタマイズすることができる。

 ライセンシーは、通常、ARMに、初期費用を支払い、ARMの技術を使用して作成した、チップごとに、ロイアリティを支払う。

 今日、ARMから、ライセンスした、技術やソフトウェア・ツールを使用して、作成された、1800億個のチップが、ARMのライセンシーから、出荷されている。

  デル株式会社

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