Google Pixel Slateのレビュー(2)'20.09.16
【Google Pixel Slateのレビュー(2)】'20.09.16
Google Pixel Slateは、Googleの、高価な、Chrome OS搭載デバイスであるが、iPad ProとSurface Proと競合する、Googleのタブレットである。2018年11月30日
大きなスクリーンを持つ、Pixel Slateタブレットは、完全な、デスクトップ・クラスの、Webブラウザを、利用することができる。
Google Pixel Slateは、キーボード、マウス、外部ストレージを接続したり、スタイラスペンをサポートしたり、よりオープンなハードウェア仕様になっている。
Google Pixel Slateタブレットには、Androidではなく、Chromebookに搭載されている、Chrome OSが搭載されている。
(続き)
Pixel Slateタブレットのソフトウェアの観点
大まかに言って、Googleは、Pixel Slateタブレットを、一般的なユーザが、利用できるようにすることを目指している。
Pixel Slateタブレットは、Chrome OSを搭載した、タブレット(キーボードを接続すれば、ラップトップにもなる)であり、基本的に、Webブラウザで、できることは、すべてできるようになっている。
また、Chrome OSを搭載した、Pixel Slateタブレットで、Androidアプリを実行することもできる。
Googleは、2018年秋に、Chrome OSで、Androidアプリを実行できるようにし、タブレット向けの、ユーザ・インターフェースを追加していた。
このタブレット向けの、ユーザ・インタフェースは、Chromebook(例えば、Pixelbookなど)に、既に、追加されている。
この、ユーザ・インタフェースは、複数のウィンドウを、自由に配置できる代わりに、アプリは、デフォルトで、全画面表示になる。
「マルチタスク」ボタンを押すか、上から下にスワイプすると、アプリを左右に固定して、一度に、2つのアプリを表示することができる。
しかし、Pixel Slateタブレットの、マルチタスク機能は、あまり直感的に、利用できず、あまり洗練されていないので、改善させるべきだろう。
2018年11月の時点では、Googleが、「Chrome OS」での、「Google Play」ストアのサポートを最初に発表してから、2年が経過していた。
2018年11月の時点で、Chrome OSでの、「Google Play」ストアのサポート、および、Androidアプリの実行は、便利なことが、たくさんあるが、まだベータ版のようである。
1つ目は、殆どの、Androidアプリが、大画面を想定して構築されていないことである。
これは何年もの間、問題になっており、ほとんど変わっていない。
ただし、筆者は、ウィンドウの大きさに基づいて、レイアウトを動的に調整する、TodoistやSpotifyなどのアプリをいくつか見つけた。
同様に、筆者は、Todoist、Slack、TrelloのWebアプリを、終日実行しているが、タブレット・モードで、Slateを使用している場合、これらの各サービスは、Androidアプリとして、より適切に機能していた。
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