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2020年9月15日 (火)

なぜ、Nvidiaは、ARMを買収することを、計画しているのだろう?(1)'20.09.15

【なぜ、Nvidiaは、ARMを買収することを、計画しているのだろう?(1)】'20.09.15

 Nvidiaが、ARMの買収を計画しているのは、プロセッサ・チップ業界に、大きな変化を、もたらしたいからだろう。2020年6月31日

 By Chuong Nguyen、digitaltrends

 Nvidiaは、同社の、グラフィックス・チップやカードの設計&製造技術と、買収を計画している、ARMのRISCプロセッサのアーキテクチャの設計技術を結合することで、GPUを超える、プロセッサを提供できるようになる可能性がある。

 ARMは、プロセッサ・チップを製造している、メーカではなく、アーキテクチャや、カスタマイズするためのツールなどの、知的所有権(IP)を、ライセンス販売している、チップ・デザイナーである。

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 ARMの、RISCプロセッサの、ARMアーキテクチャにより、Nvidiaは、競合他社のIntelやAMDが、提供している、CISCプロセッサのx86アーキテクチャよりも、低消費電力で、コンパクトなプロセッサを、提供できるようになる可能性がある。

 「ARMアーキテクチャ」のプロセッサは、現在、モバイル・デバイスの分野を支配しており、スマート・ハウス、車載システム、および、他のIoT対応デバイスなどの分野で、出荷台数を増加させると共に、適応分野を拡大させている。

 これに対し、現在、「x86アーキテクチャのプロセッサ」は、ラップトップPC、デスクトップPC、サーバといった分野を支配している。

 2019年の時点で、ARMアーキテクチャのプロセッサは、累計で、1300億個以上、出荷されていた。

1.低電力のARMアーキテクチャのプロセッサの得意な分野

 ARMの知的所有権(IP)を使用して、作成した、ARMアーキテクチャのプロセッサは、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル・デバイス、車載システムといった分野の製品に、広く、組み込まれてきただけでなく、最近では、ネットワーキング・デバイスや、データセンターのサーバといった分野のデバイスにも、搭載されてきた。

 また、ARMアーキテクチャのプロセッサは、自動運転車、スマート・ホーム・デバイス、ロボット、および、他の「モノのインターネット(IoT)」対応デバイスに渡り、組み込まれてきた。

 このような、ARMアーキテクチャのプロセッサを組み込んだ、スマート・デバイスは、例えば、自動運転、音声対応デジタル・アシスタント、自律ロボットといった、「AIアプリ」を実行するようになってきた。

 現在の主な、ARMアーキテクチャのプロセッサを製造している、プロセッサ・チップ・メーカには、Qualcomm、Apple、Samsung、Huaweiなどがいるが、ARMを買収することで、Nvidiaは、世界で、最も重要な、プロセッサ・チップ・メーカになることを、模索していくのかも知れない。

   (続く)

デル株式会社

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