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2016年6月12日 (日)

Google Home対Amazon Echo:AIが家庭にやってくる。(2) '16.06.12

【Google Home対Amazon Echo:AIが家庭にやってくる。(2)】 '16.06.12

 2016年は、ホーム・アシスタントの戦いが、ヒートアップする。2016年5月27日

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 By Michael Grothaus、Know your Mobile

 次の革新的な技術を利用できるデバイスの1つには、ユーザが、クラウド・ベースのホーム・アシスタント・サービスと対話できるようにする、家庭用のスマート・スピーカがある。

 Amazonは、2014年に、Echoスマート・スピーカの提供を開始している。

 今回、Googleは、Google Homeスマート・スピーカ・システムを発表した。

 また、Appleは、この数年間、Amazonが、Echoスマート・スピーカを発表する前から、Siriスマート・ホーム・スピーカの開発に取り組んでいる。

 AI技術を使用した、音声認識サービスで、ホーム・アシスタント・サービスを利用できる、スマート・スピーカは、スマートフォンのように、家庭に、広く普及するかも知れない。

 Google HomeとAmazon Echoの比較

   (続く)

3)メディア能力

 Google Homeが、Amazon Echoに勝っている分野には、メディア能力がある。

 Amazon Echoのように、Google Homeは、Google Play Music、Spotify、Pandora、 iHeartRadio、TuneInなどを含む、多くの音楽サービスから、楽曲を流すことができる。

 ただし、Amazon Echoは、家庭にある、複数のAmazon Echoデバイスだけに、楽曲を流すことができる。

 これに対し、Google Homeは、Chromecastを通して、複数の通常のオーディオに楽曲を流したり、TVにビデオを再生したりすることができる。

4)パーソナル・アシスタントの作業(スキル)

 どちらのスマート・スピーカも、複数の作業を行うことができる。

 Google Homeは、ユーザと会話する能力に優れている。

 これに対し、Amazonは、3rdパーティの開発者に、ソフトウェア開発キット(SDK)を提供し、さまざまな作業(スキル)を開発することを促しており、ユーザが、Amazon Echoで、より多くの作業を実行し、利用できるようにしている。

 Google HomeとAmazon Echoは、両方とも、ユーザが、カレンダにアイテムを追加したり、買い物リストを作成したり、予定表を作成したり、フライトの状況をチェックしたり、荷物を追跡したりするといった、作業を行うことができるようにしてる。

 現在、Amazon Echoで、ユーザは、ピザを注文したり、Uberの相乗りサービスを予約したり、Jeopardyのようなゲームをプレーしたりでき、作業(スキル)の多さでは、Google Homeよりも勝っている。

 Amazon Echoは、現時点で、900以上の作業をサポートしており、Google Homeは、サポートする作業を増やすことに取り組んでいる。

5)3rdパーティのスマート・ホーム・デバイスのサポート

 Amazon Echoは、サポートしている、3rdパーティのスマート・ホーム・デバイスの多さで、Google Homeよりも勝っている。

 現時点で、Google Homeがサポートしている、スマート・ホーム・デバイスは、Nestの製品だけである。

 これに対し、Amazon Echoは、Nest、Ecobee、SmartThings、Wink、Insteon、Belkin WeMo、Philips Hue、Lifx、Big Ass Fans、IFTTTなどのスマート・ホーム・デバイスをサポートしている。

6)価格と評価

 現時点で、Amazon Echoは、Google Homeよりも、多くの作業(スキル)を持っており、Amazon Echoは、Google Homeに辛勝している。

 しかし、Google Homeは、Amazon Echoのように多くの作業(スキル)を利用できるようになるだろう。

 Googleは、Google Homeの優れた、会話アシスタト機能やサービスで、このホーム・アシスタントの戦いにおいて、優位に立つことができるだろう。

 現在、Amazon Echoは、米国において、180ドルで販売されており、GoogleのGoogle Homeは、同様の価格で、2016年後半に提供されるだろう。

 ホーム・アシスタントの評価には、デザインや価格の他に、以下のものがある。

・ユーザと自然言語で会話できる、音声認識サービス能力を持ち、学習能力があり、使いやすい、クラウド・ベースのアシスタント・サービスを利用できること

・さまざまなメディア・プロバイダのストリーミング・オーディオ、ビデオ、映画、TV番組を再生でき、通常のオーディオやTVにも、ドングルを通して流せること

・パーソナル・アシスタントがサポートする作業(スキル)を容易に利用でき、アプリやサービスが豊富なことや、3rdパーティ・ベンダが、音声認識サービス能力や、クラウド・ベースのアシスタント・サービスを利用して、アプリやサービスを容易に開発できること

・互いに連携できる、3rdパーティ・ベンダのスマート・デバイスが豊富で、ニーズに合わせて、選択できることや、3rdパーティ・ベンダが、相互接続でき、相互運用できる、スマート・デバイスを容易に開発できること

 Google、Amazon、Apple、ASUSといった、ITベンダは、クラウド・ベースのアシスタント・サービスを、家庭用のスマート・スピーカだけでなく、PC、スマートフォン、タブレット、スマートTV、スマート・ロボット、車載システムなどで利用できるようにすることに取り組んでいる。

 スマート・スピーカがなくても、ユーザは、多機能で、柔軟で、移動性のある、スマートフォンで、クラウド・ベースの音声認識アシスタント・サービスや、ストリーミング・オーディオ&ビデオ機能を利用したり、他のスマート・デバイスを操作したり、あるいは、スマートフォンを監視カメラやTV電話などとして利用するためのアプリを使用したりできるようになるだろう(ただし、スマートフォンやタブレットは、スマート・ホーム・デバイスのハブにはならないが)。

 ベストセラーのアプライアンス

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