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2015年2月 2日 (月)

グローバルな競争戦略の2/3近くが、「サービスとしてのIT(ITaaS)」を要求 '15.02.02

【グローバルな競争戦略の2/3近くが、「サービスとしてのIT(ITaaS)」を要求】 '15.02.02

 2016年までに、グローバルな企業の競争戦略の2/3近くで、「サービスとしてのIT(ITaaS)」と「第3のプラットフォーム」が要求されるだろう。  2015年1月28日

 市場調査会社、IDCは、2016年までに、グローバルな企業の競争戦略の65%で、リアルタイムな「サービスとしてのIT(ITaaS)」と「第3のプラットフォーム」が要求されるだろうと予測している。

 IDCによると、「サービスとしてのIT(ITaaS)」とは、ITのさまざまな機能(ITサービス、ITセキュリティ基盤、仮想マシーン環境、コンピューティング環境、ストレージ基盤など)を、クラウド・サービスとしても提供でき、必要なときに、必要なだけ利用し、使った分だけ支払うという概念だという。

 クラウド・コンピューティングには、3つのサービス・モデルとして、「サービスとしての基盤(IaaS)」、「サービスとしてのプラットフォーム(PaaS)」、「サービスとしてのソフトウェア(SaaS)」がある。

 VMwareによると、オペレーティング・モデルとして、「サービスとしてのIT(ITaaS)」の概念は、クラウド・コンピューティングに制限されず、依存もしていないが、ITaaSは、IaaS、PaaS、SaaSといった、技術モデルにより可能になり、「ソフトウェア定義データセンター(Software-Defined Data Center) によって実現されるという。

 オペレーティング・モデルとして、ITaaSの概念を提唱するベンダには、EMC、Citrix、VMwareがいる。

 IDCは、「第1のプラットフォーム」は、メインフレームと端末、「第2のプラットフォーム」は、クライアント・サーバ・システム、LANとインターネット、および、PCであるとしている。

 IDCによると、「第3のプラットフォーム」は、モバイル、ソーシャル、ビッグデータ、クラウドの4つの要素で構成されているという。

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              モバイル、ソーシアル、ビッグデータ、クラウド
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 IDCによると、現在は、第3のプラットフォームの創成期で、ITベンダにとって、この時点で優位なポジションを築くことが、今後の10年~20年に渡る競争市場で生き残るための絶対条件であるという。

 IDCによると、企業の業務が、実際のビジネスのニーズに対応した、どのようなサービスを望んでいるかを把握するための、CIOやIT部門の能力は、従来の方法と大幅に変化しているという。

 IDCの「IDC PlanScape: Accelerating IT's Progress to Business Maturity (Doc #253401) 」レポートは、より成熟した、ビジネス指向のサービス管理戦略を作成するために、ビジネスの正統性に関する、明確なガイドラインを提供する。

 第3プラットフォーム技術は、業務の運営方法や、企業の戦い方などを、基本的に変えている。

 これは、IT部門が、企業の競争戦略を実現することに焦点を当てた、「サービスとしてのIT(ITaaS)」と「第3のプラットフォーム」を利用できるようにするために、ITを再構築する必要があることを意味している。

 成熟した企業には、戦略的な計画に焦点を合わせられるようにする、ITの能力は、絶対に必要である。

 IDCは、CIOやIT部門が、第3プラットフォームの要求に対応するために、準備することができる、計画フレームワークを探査している。

 ITビジネスを成熟させるには、トップのIT管理者の積極的な参加が要求される。

 必要なことは、企業のIT部門のステークスホルダーを、確保することである。

 サービス革新は、5つの成熟した次元が、同時に扱われることを保証しようとする、多面的なアプローチを要求し、あまり成熟していないプロセスに焦点を合わせる。

 IDCは、企業が、大規模なプロジェクトの実現を通して、ITビジネスが直面する目標に取り組むより、むしろ、制限や障害を、特定、分析、および、解決するために、ITssSで使用されている、制約条件の理論のアプローチを取ることを推奨している。

 長期的な成功を達成するために、IT部門は、顧客に焦点を合わせた視点、厳密なIT競争分析、および、ビジネス指向のサービス・メトリクスを通して、効果を追跡する、サービス中心の文化により、特徴づけられるだろう。

 サービスの革新の成熟を査定するには、IT部門の方針や展開を評価するためのガイドラインや評価ツールが必要になる。

 IDC PlanScapeグラフは、「サービスとしてのIT(ITaaS)」を利用できるようにする上での、3W1Hを説明している。

1)なぜサービスを革新するか?

・グローバルな競争戦略は、リアルタイムな「サービスとしてのIT(ITaaS)」を要求する。

・事業への投資には、技術の進歩のバランスを取ることが要求される。

・ビジネスの次元の未成熟は、サービスの革新の成熟を遅くする。

2)何を行う必要があるか?

・目標、優先順位、性能ギャップの分析、サービス革新の成熟のベンチマークを定義する。

・管理された、業務の次元の成熟を達成する。

3)誰が、行う必要があるか?

・上級IT管理者は、積極的に、サービスの革新に関与する。

・IT部門と顧客は、クロスファンクショナルに関与する。

・ステークスホルダーは、進捗を報告する。

4)どのようにサービスを革新するか?

・制約条件の理論に基づいて、行動の優先付けを行う。

・事業の焦点、投資の正当化、顧客指向、パートナーとの連携への、多面的なアプローチを取る。

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 IDC : http://www.idc.com/

 ベストセラーのアプライアンス

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コメント

Thanks a lot for the blog article.Much thanks again.
Levi http://jgagarin.snappages.com/blog/2015/01/05/symptoms-of-toe-walking

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